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2009年03月18日

初めての逢瀬(5)− 女体

 ぼくの舌で達したあなたは、体を弓なりに反らせる。肩と床についた両足で体を支える形で、腰が掛け布から跳ね上がる。
 
 逝ってくれたんだ。それほど高い頂ではなかったのだろうが、山頂に押し上げたという確かな手応えがあった。程よい肉づきの太ももが、ぼくの顔を左右から強く挟みつけてくる。
 
 絶頂を味わう間は止めていた息を、切なげに吐き出すあなた。浮いていた尻が落ちてくるところを、絡めた指を素早くほどいて受け止めた。量感豊かなヒップが、ぼくの手のひらに収まる。そのまま、女性器の中心に再び舌をこじ入れる。
 
 巨大な柘榴の実にかぶりつくような形で、あなたの女陰をじっくりと味わう。縦に割れた表皮の間から、汁気をたっぷりと含んだ果肉が顔を覗かせている。張りのある尻肉を、両手でわし掴みにした。腰全体を手前に引き寄せ、熟した果実をほおばる。
 
「あっ……ああぅん……」
 ひと息つきはしたが、燃え上がった官能は鎮まらない。深く深く、股間に喰らいつく。鼻の辺りにはシャリシャリとした恥毛の感触があるが、口を押し付けている周りにはそれを感じない。
 
 肉ひだを丹念に舐め、こんこんと湧く蜜をひとしきり堪能してから、不意に顔を女陰から離した。
「ああっ……見ないで……」
 あなたは掠れ声で嘆きはするものの、手で隠すことはしない。
 
 目の前に、夢にまで見たあなたの聖域がある。ヴィナスの丘を飾る縮れ毛は煙るように淡く、上も横も処理しているのだろうか、生えている範囲はごく狭い。そして、麓まで下りる途中で草むらは消え去り、クリトリスから会陰部にかけては完全な無毛だ。
 
「本当に剃ってるんだね。あぁ、なんて綺麗なんだ」
 頭からつま先まで、あだっぽく熟したあなたの体。その中で、性器の周囲だけが童女のように可愛らしい。
「いやっ……そんなに見られたら、わたし恥ずかしくて……」
 あなたは両手で顔を覆い、身も世もないという風情で恥らう。
 
 内側に掛けた手で太ももを押し広げながら、尚もあなたの股間を執拗に視姦する。慎ましやかに寄り添い合う、二枚の花弁。その周りの仄かな色素沈着が、尻の割れ目に近づくに連れ、心もち濃さを増してゆく。
 
 唾液と愛液でぬらついたヴァギナを目で犯し、その淫靡な様に興奮してまた舐める。その繰り返しで、一度は落ち着き気味になったあなたのあえぎが、再び激しくなってきた。
「あっ……も、もう……許して……」
「いいんだよ。ぼくの舌で、何度でも逝ってくれて」
 
 くねり舞う腰の動きに合わせて、ぼくの唇はスリットを追いかける。クリトリスを剥き、そこに当てた親指を小刻みに震わせる。舌を再び肉洞に挿し込みつつ、もう一方の手であなたの上半身を探る。
 
 しっかりと熟していながらも、乙女の瑞々しさを失わない乳房が、手のひらに吸いついてきた。最初は包み込むように柔らかく撫で、クリと肉ひだへの愛撫の盛り上がりに合わせて、次第に強く揉みしだいてゆく。
 
「……あぁん、こんな……あうっ……いっ、いいっ」
 あえぎ声に混じって、意味の取れない言葉のかけらが喉からこぼれる。先ほど軽く達したからか、あなたの乳頭は勃っている。親指と人差し指で、その乳首をつまんでいじってやる。
 
 敏感な部分を三箇所同時に責められ、あなたの善がり声は切羽詰ってきている。淫汁の湧き出す泉を舌先で愛で、両方の手で剥き出しの肉芽と乳頭をもてあそぶ。互いにシンクロしたそれらの刺激が、あなたを飲み込む大きなうねりになってゆく。
 
「ああぅ……んぐぅっ……」
 あなたの場合、乳首の表面を優しくなぞるより、強めに刺激した方が感じるようだ。指に力を込めるたびに、性感が波立つのわかる。軽いケイレンに似た腰のびくつきが、次第にその間隔を狭めてくる。
  
 肉芽をもてあそぶ指、女陰を舐め続ける舌。両方のピッチを一気に上げつつ、乳首をぐいっと揉みつぶす。半開きになった朱唇から、艶かしい嬌声が絶え間なく噴き出してくる。
 
「あっ、またよ……また来ちゃう……あぁっ、あぅんっ!」
 あなたのしなやかな体が、またしても大きく反り返った。ベッドの掛け布を、ぎゅっと掴む細い指先。切なげに眉根を寄せ、愉悦をかみ締める横顔が愛おしい。
 
 官能の空高く舞ったあなたが、地上に戻ってくるのを待って、舌と指を離した。ワイシャツ、靴下、ズボンを一気に脱ぎ捨てる。テントを張ったトランクス。そのゴムに手を掛けて引き下げると、勃起したペニスが顔を出す。
 
 感じたことのない胸の高鳴り、そして股間の高ぶり。それらに突き動かされるように裸体を抱き上げ、ベッドの中央へと運ぶ。あなたが目を開いた。その顔に微笑みかけてから、脚を持って膝を割る。そして、太ももの間に自分の腰を押し進める。
 
 あなたのすべてが欲しい。あなたと一つになりたい。舌と指による愛撫に身を委ね、頂上を極める姿を目の当たりにして、欲望は限界にまで高まっている。充血し、反り返った男根。その鈴口には、透明な先走りが既にあふれんばかりになっている。
 
 猛り立ったペニスに手を添え、女陰に先端を押し当てる。スリットを上下になぞり、肉と肉をゆっくり馴染ませる。
 あなたは仰向けの姿勢で、まっすぐにぼくを見つめていた。その視線を受け止め、ぼくもあなたを見返す。
 
 やめるなら今よ。覚悟は本当にできてる? ―― あなたの瞳が、そう問い掛けてくる。わかってる。ぼくは、あなたを守ると言った。一つになることは、契りを交わすということだ。法律上はどうあれ、心を預けあう伴侶になるということだ。
 
 体内で荒れ狂う牡獣の本能。それは、ぼくの覚悟とは別のものだ。あなたの体を使って、自分の性欲を満たしたい訳じゃない。ぼくは、人間としてのあなたを愛したいんだ。何度も自分に問いかけ、その上で腹を括ったことなんだ。
 
 その想いをかみ締めながら、ぼくは小さくうなずく。そして、キスを求めた。唇と唇をそっと重ね合わせるだけ。相手のすべてを受け止め、未来を共有するという誓いの口づけだ。
 
 絶対にあなたを離さない。必ず幸せにしてみせる。見つめ合ったまま、ぼくはゆっくりと体を起こした。心臓が脈打つたび、極限まで充血したペニスに微かな疼痛が走る。ぼくはその根元を持つと、手探りであなたの秘苑の中心に亀頭をあてがった。
 


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posted by 紫紺@官能小説 愛玩熟女 at 12:08 | 初めての逢瀬
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